パガンダラン体験談の続きです。

バイクは海岸沿いを北西に、グリーン・キャニオン方向へ。


バスターミナルから真西に伸びた道 Raya Pangandaran とのT字路を過ぎて、数百m進むと、路面はボコボコ。店舗の明かりもなくなります。


「まさか、暗がりに俺を連れ込む気か?」
と思い始めた矢先、前方右にBintangBeerの照明が複数。
「カフェです」と青年。
pangan1

道に面した店舗だけでなく、その奥にも合わせて7,8軒か。

「地球の歩き方」では例によって、地図はちょうどこの手前あたりでカットされています。


しかし今日は木曜日。パガンダランが忙しいのは金曜・土曜だけと聞きましたが、此処にも来客らしき車・バイクの姿なし。


カフェの半数は、客がいないからかすでに閉店。
まだ21時なのに?
CIMG3157

営業している1軒に近づいてみると、完全にOVER30の化粧オバケが2名。

あちゃあ~~


近づいてすぐ去るのも失礼かな、と思い、コーヒー1杯だけ飲むことに。


「ここは地元っ子の客ばかりでしょ?」
「いいえ、外国人も沢山来るわよ」
「日本人も?」
「ええ、大勢来ているわ」


インドネシア語の「バニャ」は沢山、の意味ですが、語彙の少ないネシア語なので、バニャもどの程度なのか疑問ではあります。
とはいえ邦人も来ているのは確か。


パガンダランの西25kmには、サーファーが集うバトゥ・カラスというポイントがありまして、坂口憲治が旅番組で此処を訪れたのを前に観ました。


こんなローカルなカフェにまで来ているとは、日本のサーファーもやりますねぇ。

CIMG3162

そんな雑談をしていたら、1台のバイクがやってきて、メットを脱いだらABGな尾根遺産が。パッと見た感じで、田畑智子チック。


「素人か?でももし、この尾根遺産がOKなら・・・」と勝手に想像するも、肝心の当人は話の輪に全く加わらずに、例のスマホいじりばかり。


すると、化粧オバケが私に
「その娘、どう?18歳の学生よ」

ゥゲッ?! 素人かと思ったらデキるんかい、この娘と?




オバケいわく、ショート50万。
ためらう私に青年が、指4本を示します。40万でデキる、ってことね。


学生さんはムリ、なんて野暮は申しませんが、前日までジャカルタで連日連戦。今日は9時間のバス旅。
それにスマホいじり=愛想無し、なので謹んで辞退申し上げました。

CIMG3142

余談ですが、日本の工場とかの標語に「ムリ・ムダ・ムラを無くしましょう」とかありますよね?


インドネシア語でMurid(ムリ)は「高校生以下の学生」の意味で、muda(ムダ)は「若い」、murah(ムラ)は「安い」。

若い学生が安い! バグースでしょ? (笑


パガンダラン初日の探索は終了。
さて、翌日の成果は・・・・・・つづく。